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私どもは、「インプラント治療のために歯を抜く」ということを、基本的にお勧めしていません。
もちろん、必ずではありませんが、しっかりとした良い歯を抜くことは、よくないと考えています。

歯科医として、インプラントを入れるために、あるいは噛むために「仕方無く歯を抜かなければならない」という考え方は理解できます。ただ、皆さんはご自身の歯を残せるのであれば、1本でも多く残したいと思われているのではないでしょうか？

歯は一度抜いたら、二度と元には戻せません。
私どもは、少しでも患者様ご自身の歯を残す努力をしていきたい、そう思っています。
そういった考え方で治療を進めているのが、一口腔単位の主席担当＝河本 和繁です。

1. 入れ歯と違い、骨としっかりとくっついていますから、はずれる心配がありません。
   
2. 部分入れ歯の場合、バネが見えるようになりますが、そういった見た目の面でも問題ありません。
   また、しっかりと噛めることが大きなポイントです。
3. ブリッジのように、1本無い部位があると、両サイドのさらに2本の歯を削る必要があるのですが、インプラントなら、無くなった部位の1本だけで済みます。両サイドの何でもない歯を削る必要がなくなります。
   
4. 両サイドの歯を削らないこと、そして、ブリッジによる噛み合わせの負担がなくなることで、両サイドの歯が長持ちするようになります
   

全身疾患がある方の場合、インプラントがきちんと骨とつかない場合があります。
（例）糖尿病、骨粗鬆症など。

骨の厚みや高さが無い場合、噛み合わせが低い方の場合などは、インプラントができない場合があります。

前歯のインプラントの場合に多いのですが、骨を作る手術が追加で必要なケースがあります。

ご本人に一番大切なことは、インプラントは、歯と明らかに違う構造で骨とくっついているということを理解することです。

つまり、「自分の歯」以上の清掃、つまり清潔にする必要があります。このことは非常に大切ですので、インプラントをされる方は十分に理解して下さい。